本当の夢を見分ける方法

本当の夢を見分ける方法

ある有名俳優が将来の夢を語っていました。しかしわたしはそれを聞いて「絶対に嘘だ」と思いました。もう少し詳しく説明しましょう。

すぐに実現できる「夢」

日本人なら誰でも顔を知っているような超有名人(62歳)の夢は「70歳になったらコテージでひっそりとプライベートを楽しみたい」というものでした。

しかしわたしは違和感をもちました。なぜならばその俳優さんは知名度の高い俳優さんだったので、そのようなことは今すぐにでも実現できそうだったからです。

「止められてでもやりたいこと」が本当の夢であるはずです。ですから今すぐ実現できるのにそれを後回しにするのであれば、それはすなわち「夢のようなもの」なのであって本当の夢ではないのです。

本当の夢

一時期スポーツ、ゲームや漫画に熱中した人ならわかるはずです。親から「ゲームのやりすぎだ!」といわれてもゲームをやめられなかったのではないでしょうか。

本当の夢とは「周囲の人間から止められてでもやりたいこと」のはずです。ですからあと8年間我慢できるようなことは、夢というよりは「夢のようなもの」と表現するべきなのです。

あなたも「夢のようなもの」を本当の夢と勘違いしてはいないでしょうか?

「夢のようなもの」を本当の夢であると勘違いする理由は、あたかもそれが本当の夢であるかのように他人から吹き込まれるからです。例えば「いい大学や大学に入るといいことあるよ」、「高級外車を手に入れることが男の夢」、「ダイヤモンドの指輪こそが永遠の愛の象徴」などといった具合です。

もし心当たりがあるなら「夢のようなもの」が本当に「あなたの夢」であるのか立ち止まって考えてみることをおススメします。なぜならば「夢のようなもの」をあたかも本当の夢であるかのように錯覚して、それを手に入れるために貴重な人生の時間を無駄にする・・・なんてこともあり得るからです。

見分ける方法

「夢のようなもの」とあなたにとっての「本当の夢」を見分ける方法をいくつか紹介します。

方法その1

もっとも簡単な方法は、それを手に入れるためにどれくらいお金がかかるか考えてみることです。もしたくさんの人がそれを手に入れるために大金を支払っていたり、借金をすることが社会的に当たり前のこととして受け入れられているのであれば要注意です。

例えばダイヤモンド。ダイヤモンドは供給量を調整したり、長年にわたるマーケティングによって「愛の象徴」というポジションを獲得しました。しかし冷静に考えてみればダイヤモンドよりも希少な宝石は他にもたくさんあるのです。

方法その2

「夢のようなもの」には、わかりやすい名前が付けられていることが多いです。しかしわかりやすい名前がつけられている時点で、他人の価値観が入り込んでいることを見過ごしてはいけません。

例えばフェラーリ。車のことをほとんど何も知らないのに「フェラーリがほしい」という願望を捨てられない人がたくさんいます。フェラーリがほしいと思うその気持ちは一体どこから来たのでしょうか?

もちろん「フェラーリを購入することが馬鹿らしい」などと主張するつもりはありません。わたし自身、フェラーリは素晴らしいクルマだと思います。しかしわたしがフェラーリが素晴らしいクルマだと信じていることと、あなたがそう信じることには本来なんの関係もないはずなのです。

その素晴らしさを本当はよく知らないのに、名前だけはよく知っていて、それを盲目的に素晴らしいと感じるということは、あなたはあるタイミングで他人からそのような価値観を埋め込まれてしまっているという何よりの証拠なのではないでしょうか。