あのクルマが突っ込んでくれたら

あのクルマが突っ込んでくれたら

ソフト開発会社のサイボウズは、愛媛県松山市の2DKマンションでメンバー3人で創業してから3年で東京証券取引所マザーズに上場しました。

しかしその後は順風満帆とはいえず、M&Aでの拡大戦略により内部留保金を使い果たし、共同創業メンバーも退社するなど波乱の連続だったそうです。

サイボウズ代表取締役社長の青野慶久氏は追いつめられてこんなことを考えるようになります。「あのクルマが暴走して私をはねてくれないだろうか。そうすれば、会社の苦しみからも解放される」と。

死にたいが口癖

何も知らない人からすれば、まさか成功者がそこまで追い詰められているとは想像すらしないだろうと思いますが、成功したが故の苦しみというものがあるのでしょう。自分から見えている世界なんてものは、世界のごくごく一部でしかないわけですが、追いつめられている人にはそれが見えなくなるわけです。

わたしが朝の9時から朝の2時まで働いていたころの話ですが、会社のプロジェクトメンバーの口癖は「あー死にてーな。」でした。わたしも「死んだら好きなだけ寝れるから死にたい」という意味不明なことを考えていた記憶があります。さて、本題はココからです。

強い志はあるか?

サイボウズの社長は、 松下幸之助のある言葉に出会ったことで、苦しみから逃れることができたのだそうです。その言葉とは 「本気になって真剣に志を立てよう。強い志があれば事は半ば達せられたといってもよい

青野氏は、真剣という言葉を「真の剣」つまり「うまくいかなかったら死ね」という言葉であると解釈しました。そして「自分は本当に真剣に生きてきたのだろうか?いや真剣じゃなかった。 自分の失敗をセンチメントに捉え、自死さえ想像してしまっている自分がいる。恥ずかしい。」と思ったのです。

あなたは真剣に生きていますか?どうすれば真剣になれるのでしょうか?

真剣さ・強い志

「真剣さ」と「強い志」はセットであることに注目するとよいでしょう。真剣さがなければ強い志は失われ、逆に強い志がなければ真剣さも失われるのです。裏を返せば、真剣に生きることができないなら「強い志」をつくればいいのです。

あなたは1日のうちで絶対に達成したい理由を設定しているでしょうか?

わたしは何にでも目標を設定するのが好きです。その目標を達成できないとイライラします。目標が達成できない自分が死ぬほど嫌いです。自分を嫌いになりたくないので頑張るしかありません。そして目標を達成したら心の中で「まだまだいけるはず。」と呪文のように唱えてもっと高い目標を設定します。その連続で心もカラダも強くなれるのです。