トランプ・アメリカンドリーム ~ ワールドパワーと国家利益

アメリカンドリーム

元アメリカ大統領のドナルド・トランプはアメリカンドリームをつかみました。ドナルド・トランプはどのようにして?アメリカンドリームをつかんだのでしょうか?

予告動画)トランプ・アメリカンドリーム

国家の行動原理

国家の行動原理は『自国の利益』と『ワールド・パワーの責任』の2つあります。サラリーマンは自分の利益だけを追求することが求められますが、大企業の社長ともなればそういうわけにもいかないというような論理は、国にも当てはめることができます。

例えばイギリスは19世紀から20世紀はじめにかけては、世界最大のワールドパワーでした。自国の利益とワールドパワーとして責任をとることは矛盾しますが、当時のイギリスはワールドパワーとしての責任をとりました。

しかし第一次世界大戦以降のウィンストン・チャーチル内閣以後のイギリスは、ワールドパワーをやめて国家利益のみを追求するようになりました。その後ワールドパワーを握ったのはアメリカです。

19世紀のアメリカは国益だけを追求していればよかったのに、第二次世界大戦以降のアメリカはワールドパワーとしての行動を求められるようになりました。しかしその歴史に終止符を打ったのが、「アメリカンファースト」を声高に唱えるドナルド・トランプという存在です。

利益への執着

ドナルド・トランプのスゴイのところは、自信満々なことです。「どうしたらそれほどまでの自信を獲得できるのか?」と疑念になるほど自信満々です。自分の成功は神から与えられたものだと信じて疑いもしていないのでしょう。

「お金持ち(資本家)の利益になることは、労働者の利益になるんだ。」という主張を真顔で繰り返すので、あまりにも馬鹿げた主張であるにも関わらず、「そんなものか」と信じてしまうのです。そういう才能がドナルド・トランプにはあります。

ですから手っ取り早く『成功者』になりたいのであれば『自分の利益』のみを追求し、自分が利益を追求することを肯定する嘘の論理を発見することが重要だ・・・と考える人もいるでしょう。

実際に「わたしは元・Googleの社員」だと騙り、豪華な生活をしていると嘯(うそぶ)きながら、オンラインサロンなどに勧誘していた人物もいるのですが、驚くべきことにそういうことをしている人が逮捕されたという話はいまだに聞きません。

また「1年留年したのに4年間で東京大学を卒業した」といえばほとんどの日本人が「裏があるに違いない」と考えるはずですが、「1年留年したのに4年間でカイロ大学を卒業した」という政治家が東京都知事になっていても東京都民は不思議に思わないのです。

そう。「嘘をついて逃げたもん勝ち」なのが現状なのです。くれぐれも他人の「言葉」に騙されないように。その人は「誰のために何をしている」のでしょうか?