高額納税者を批判する謎

高額納税者を批判する謎

ZOZOの前澤友作社長さんが、納税額をTwitter上で公開した件で大炎上しています。

お金贈りおじさん

せこせこと節税するわけでもなく、合法的に脱税することもなく、海外に住民票を移すわけでもなく、多額の税金を納めてくれるのですから「感謝」しかないはずなのですが、批判する人が多い背景には「日本人のブランド好き」があるのでしょう。日本人には有名人の子女が活躍することには肯定的な一方で、庶民が成りあがりことに対しては条件反射的に否定する傾向があるのです。

批判するのはお門違いだとわかっていて批判している確信犯ならまだしも、本気で批判している人は一生豊かになれないどころか、そういう輩が資本主義を否定していることにも気づいてすらいないのですから恐ろしい。

週刊プレイボーイの対談でホリエモン(堀江貴文氏)は「なぜか世襲の金持ちよりも庶民から成功した人のほうが叩かれる」といい、2ちゃんねるの管理人のひろゆき氏は「それだと庶民はずっと資本家になれない・・・」とコメントしていますが、まさにそのとおり。

マルクス VS シュンペーター

かつてマルクスは「資本主義はその欠点ゆえに滅びる」いいました、シュンペーターは「資本主義はその成功ゆえに滅びる」といいましたが、正しかったのはシュンペーターでした。産業革命の一丁目一番地だったイギリスですら、資本主義の成功により停滞していた時期があったのです。

そして停滞から抜け出すためにイギリスの首相だったマーガレット・サッチャーがやったことは、企業者精神を煽り立てることでした。え?根性論?と驚いた人も多いと思うのですが、庶民が豊かになるために一番必要なことは「資本主義の精神」であることを、サッチャーは理解していたのです。

あなたには資本主義の精神が根付いているでしょうか?

資本主義の精神とは?

資本主義の精神が根付いている状態とは、ひらたくいえば「目的を達成するために合理的な判断ができ、なおかつ労働すること自体が救いになっている状態」のことです。

もしあなたが「目的がない」ので「合理的な判断もできず」、「嫌々ながら働いている」のであれば、資本主義の精神が根付いていないことになります。そして資本主義の精神の欠如を無視するのであれば、きっと痛い目に遭うでしょう。

資本主義の精神が欠如している場合、頑張っても頑張っても「結果がでない」と嘆くことになる可能性が高いです。そして手持ちの資源(時間・お金・人間関係 等)を使い果たしてボロボロになった末に「宝くじでも当たらないかな・・・」と運を頼りにして一発逆転を狙う思考に救いを求めては裏切られる・・・という散々な結果を受け入れざるを得なくなるでしょう。

あなたの目的はなんでしょうか?目的を達成するための合理的な行動とはどのようなものでしょうか?そうすることがあなたにとっての救いになっているでしょうか?