米国の平均年収は9千万円!?

自分の給料の低さに納得していない人は多いでしょう。高度経済成長下の日本では、「会社で頑張っていれば給料は自然と上がっていく」ことが期待できましたが、沈みゆく日本では自然と給料が上がっていくことを期待できません。

どうすればいいのでしょうか?

社長の年収は従業員の1,447倍

Appleのティム・クックCEOが2021年度に受け取った年収が従業員平均よりも1447倍も高い9900万ドル(約110億円)であったことを受け、投資家グループが同社の株主に対して「給与の支払いに反対するように」と提言していることが明らかになっています。


参考
Appleのティム・クックCEOの給料が社員平均1477倍の100億円超なのはおかしいと投資家グループが株主に呼びかけGigazine

なぜ社長の給料は高いのでしょうか?

答えは「社長の給料は高くていい」と誰かが決めたからです。誰が決めたのでしょうか?もちろん経営陣です。経営陣がお互いに「自分たちの給料は高水準」ということにしたのです。

もちろん一般的に社長業は大変です。従業員にはないスキルが求められます。だから給料が従業員よりも高いのは納得する人が多いでしょう。では社長の給料の妥当な金額はどうやって決めるのでしょうか?

答えは「そんなものはない」です。

あなたの給料は会社が決めています。しかし会社を経営している人たちの給料は、経営陣である自分たちが決めているのです。

自分の給料は【常識】が決める

アメリカの名門大学の助教が、自分が教えている学生に「平均的なアメリカ人労働者の年収はいくら?」と質問したところ、25%が10万ドル(約1150万円)以上と回答。中には80万ドル(約9200万円)と答えた学生もいたそうです。(実際の平均年収は4万5000ドル、つまり約520万円)

日本でも麻生太郎が総理大臣だった頃、高級バー通いを批判され「ホテルのバーは安い」と発言したことがありましたが、実際に安いと思っているのでしょう。そう。ホテルのバーを利用するなんて誰でもできるっしょ?と信じている人が令和になった今でも政治の中枢にいるのです。

そう。あなたの給料のことなんか偉い人は心配してくれません。偉い人が心配しているのは「自分の給料」なのです。さて、このような話をすれば「あなたの給料をあげるにはどうすればいいでしょうか?」という質問への答えがわかったのではないでしょうか。

答え「じぶんの給料をじぶんで決める立場になる

勝ち馬図式は通用しない

「じぶんの給料をじぶんで決める立場になる」という主張に驚いた方もいるでしょうが、世界的に有名な経営コンサルタントの大前研一氏も「有名大学を出て大手企業に入ったり、国家資格を取得してプロフェッショナルと呼ばれる職業に就いたりすれば安定した生活が手に入る、という従来の“勝ち馬方程式”は通用しなくなる」ともう何十年も前から断言しています。

「AI技術が人間の職を奪う」といわれても平成の時代にはあまりピンときませんでしたが、中国ではすでに1年365日24時間いつでも、医師がスマホのチャットや通話などで診察し、病院の予約や薬の宅配もしてくれるサービスが提供されています。(「平安保険」が手がける「平安グッドドクター」)

日本では高収入の代表格といわれている【医者】という職業に就いたとしてもうかうかしていられないのです。「●●したら結果が手に入る」という計算が成り立つような計算合理性を追求するような世界から脱出することが今後の鍵になるはずです。

計算合理性の外にでるって・・・どういうこと?と思う人もいるでしょうが、わたしは「外資系の経営コンサルタント会社に入社したのにニートになった」という経験をしました。

周囲の人は全員が口をそろえて「え?なんで?」と驚き、狼狽していました。「次の就職先も決めていないのに会社辞めるとかアホなんじゃないか?」ともいわれましたが、計算合理性の外にでるとはそういうことなのです。

人間らしく生きる

「え?なんであの人がなんなことを???」と周囲に驚かれるようなことに挑戦するのは人間だからです。AI技術にはそういう発想はできません。「あなたの過去の経歴からするとニートになるのは合理的な選択ではありません。」とかなんとか判定することしかできないでしょう。

そしてニートになってから情報発信したりコーチングしたり投資をしたりして、いろいろ挑戦した結果、お金に不自由がない生活を手に入れたときに、「UBER EATSの配達員」にも挑戦したりもしました。

「え?なんでUBER EATSの配達員とかやってるんですか?」と周囲に驚かれるようなことに挑戦するのは人間だからです。「UBER EATSの配達員」としての経験は、じぶんの人間の幅を広げてくれるいい機会になりました。本当にいろいろなことを学べました。計算合理性の中にいたら「将来の不安」に怯えるだけだったでしょう。

「将来の不安」に怯えたくなければ、今日、今この瞬間に「じぶんの給料をじぶんで決める立場になる」と決意して行動し続けるだけです。あなたは計算合理性の外にでることができるでしょうか?

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