石つぶて ~ 嘘つきが一番稼ぐ

石つぶて

2001年に発覚した外務省職員による横領事件捜査の裏側に迫ったノンフィクションを、ドラマ化した作品を紹介します。

予告動画)石つぶて

嘘つきにお金が集まる

北村一輝の演技が光る作品でした。空気を吸うように嘘を吐く人間の様と、嘘がバレたときの狼狽ぶりの落差が印象的でしたが、残念ながらこの手の嘘つきはたくさんいます。

そしてお金儲けをする人間のなかには嘘つきも少なくないという現実もあります。例えばベンチャー企業の創業者の「よくあるやり方」は、法律すれすれの手段で自社の株価の時価総額を上げるなどして、それらを担保に様々な事業を展開するというものです。

あのドナルド・トランプも「成功した事業家」というイメージを創り上げて、人気バラエティー番組のMCで知名度を上げ、アメリカ大統領にまでのぼりつめましたが、実のところ『事業は火の車』だったことが明らかになっています。

嘘をついてお金を稼ぐやり方が「令和日本の王道」になった感があります。例えばアフィリエイト広告ではまるっきり嘘の体験談を紹介して「騙してでも売る」ことがよくあるそうですし、真っ当なイメージのあるかんぽ生命やゆうちょ銀行も不正・汚職でひどいことになっています。

汚職が多いのは偶然ではありません。その点については過去の記事のなかで、『責任の自覚(ノブレス・オブリッジ)のない特権階級』が問題の本質であることを指摘しましたので、そちらを参考にしていただくとして、嘘をつかないでお金を稼ぐにはどうしたらいいのか?ということについて一言。

どこでもドア

『どこでもドア』が販売されていたら放っておいても売れるでしょう。しかし『どこでもドア』は今のところ存在しないので、「どこでもドア」を販売するといったら嘘になります。

突拍子もない嘘をつく(例えば:癌が治る飲料水)のが嘘をついて儲ける方法ですが、嘘をつかないでお金を稼ぐ場合にはどうすればいいでしょうか?答え:「嘘のような本当の話」をするのがおススメです。では「嘘のような本当の話」とは一体どのような話でしょうか?

『嘘のような』とは、「見込み客の認識の外にある」という意味です。知っている人は知っているけれど、見込み客はそれを知りません。だから見込み客はそれを知った時に驚きます。

また『本当の話』とは「必ずそうなる」というわけではなく「再現性がある」という意味です。見込み客が再現性があることを理解し、「自分にもできる」と感じたら購入してくれるかもしれません。

当たり前のことをやる

もちろん他にも重要な要素はありますし、ビジネスの話をしたいわけではないのでそれらについてはあえてここでは解説しませんが、重要なことは「当たり前のことをやる」ことが重要だということなのです。

しかしほとんどの人はそのことに薄々気づいているのに、当たり前のことをやろうとしません。だから「楽して稼ぐ方法がある」というような「当たり前ではないこと」に釣られてしまうのです。くれぐれもご注意を!!!