■ はじめに
本レポートでは『人生を変える極意』を無料でお伝えします。なぜ無料で伝えるのか?といえば、日本社会に対する圧倒的な危機感があるからです。
日本の経済成長は停滞し『失われた30年』は現在進行形で続いています。「日本経済はいつかよくなる!」と期待するどころか、そもそも日本経済がよかった時代が『昔話』になりつつあります。
日本の危機は経済だけではありません。たとえば旧・統一教会の反社会的な活動により、長年にわたり苦しんでいる人がいます。政治家や公安警察は何をやっていたのでしょうか?
またジャニー喜多川氏による性加害は1950年代から始まっていたというのに、本人が亡くなりBBC(英国放送協会)が報道するまでほとんど話題になりませんでした。警察や日本のメディアは何をやっていたのでしょうか?
「なぜこんな不条理が存在するのだろうか?」と疑問に思うことは山ほどあります。しかし日本国民が危機に直面している時、日本の政治家や官僚はほとんど役に立ちません。東日本大震災の時、コロナ禍の時、日本政府は『迅速』かつ『十分』な手助けをしてくれたでしょうか?
「日本政府に期待するだけムダなのではないか?」という失望感が広がっています。「所得倍増計画」を宣言して総理大臣になった岸田文雄のあだ名は「増税メガネ」という有り様です。ガソリンも食品も値上がりして、庶民の生活は苦しくなるばかりです。
またイスラエルとパレスチナが戦争状態に突入した時、緊急脱出する日本人のために、日本政府が手配したチャーター機は、無料ではなく『有料』(一人当たり3万円)で、行き先は日本ではなく『ドバイ』でした。日本の外務省は何をやっているのでしょうか?
政治家・官僚・メディア・団体(経団連・医師会 等)が日本国民のために仕事をしてくれれば・・・・・・と祈ることもできます。しかし祈っている間にも時間は流れ、わたしたちに残された時間はゼロに近づいていくのです。
「どうすればよいのだろうか?」と悩む人は、さまざまな自己啓発本を読んだり、自己啓発セミナーに参加したりするでしょう。時には「役立った」と感謝したことや、感動したこともあるかもしれません。
しかしわたしの経験上、自己啓発でほんとうに人生が変わる人は少数派です。大多数の人は、「どうすればよいのだろうか?」、「本当にこれでいいのだろうか?」と不安を抱え、挑戦しては「やっぱりダメだった」と後悔し、少し時間がたてば自己啓発のことなんて忘れて元の日常に戻るのです。
なぜ(ほとんどの場合)自己啓発は役に立たないのでしょうか?どうすれば自己啓発で人生を変えることができるのでしょうか?
本レポートはその秘密に迫るレポートです。レポートは短いですが、中身は濃いです。そのため読むのに時間がかかるかもしれませんが、是非、最後までお付き合いください!早速、はじめましょう!
自己啓発は手段であり目的ではありません。自己啓発はあくまでも「結果」を出すための手段です。どのような「結果」を出せばよいのでしょうか?
「百聞は一見に如かず」ということわざもありますから、参考になりそうな事例をいくつか紹介したいと思います。
三木由希子さんは大学受験の時、センター試験を受けたのですが、どうしても納得できないことがありました。センター試験の「結果」に納得できなかったのではなく、「結果がわからないこと」に納得がいかなかったのです。
たとえばアメリカ版センター試験の「SAT」の場合、テストの点数は本人に伝えられます。しかしセンター試験の場合、「自己採点」で結果を推測するしかなく、本当の点数は本人にもわからないのです。
不透明な状況に我慢できなかった三木由希子さんは、大学1年生の春にじぶんが在籍している横浜市立大学を訴えます。そして卒業後は「NPO法人情報公開クリアリングハウス」を設立し、現在でも「知る権利の保障」を目指して活動しています。(参考:以下動画の4分00秒~)
小島一哲さんはアメリカの名門イェール大学を卒業し、三井物産に入社したエリートです。
商社に入社して2年半ほど経ったある日、当時交際していた彼女と巣鴨を散歩中に「立川志の輔独演会」に出会います。(立川志の輔さんは、「ためしてガッテン」の司会のあの人!)
最初は、ほとんど興味がなくスルーするつもりだったそうなのですが、彼女が「こんなに有名な人はなかなか見られない」とプッシュするので、軽い気持ちで落語を初体験。
「お腹を抱え、声を出して笑った」小島一哲さんは、「とことん落語に触れたい」と落語のCDを買い漁り、いつしか「落語家になりたい!」という気持ちが湧きあがってきて、ついには立川志の輔師匠に「弟子にしてください!」と直談判。
しかし立川志の輔師匠から「三井物産を辞めるのを辞めなさい」と弟子入りを断られます。小島一哲さんは「会社を辞めずに弟子入りを申し込むなんて、自分はなんて失礼なことをしたんだ!」と反省し、会社を辞めてから再度、立川志の輔師匠に弟子入りを申し込むのでした。
晴れて弟子入りを認められた小島一哲さんは、現在「立川志の春」として英語の落語にも挑戦しています。
末廣良信(すえひろ・よしのぶ)さんは、サラリーマンだった22歳のときに家系ラーメンで有名な『家系総本山 吉村家』のラーメンを食べて「途轍(とてつ)もなく美味い!」と感動。
「いつか家系のラーメンをつくりたい」という気持ちを10年間捨てきれず、缶コーヒー1本すら節約する生活を5年間続けた末に、開店資金を蓄え退職。
深夜2時から仕込みがはじまる修行に耐えた末廣良信さんは、神と崇める吉村実(吉村家の創業者)から免許皆伝をもらい、『吉村家直系』を名乗ることを許されます。
2013年に横浜に開業した『ラーメン 末廣家』は現在、食べログ百名店にも選出される行列必至の人気店に成長しています。(特にチャーシューが絶品なので、機会があれば是非食べてみてください!)
『情報公開』、『落語』、『ラーメン』の事例を挙げたのは、自己啓発があくまでも「手段」であり、目的や結果は人それぞれ異なることを強調したかったからです。
「心の底からやりたいこと」があれば、あえて「自己啓発」を勉強する必要もないし、やりたいことをやるだけで1日が終わるはずで、自己啓発を勉強する時間もないはずです。
たとえばボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者の中谷潤人選手は、中学卒業と同時に渡米し、ボクシングの武者修行に旅立ちます。
父親から「ボクシングの高校日本一になってから渡米すれば?」と反対されるも、『ボクシングで世界チャンピオンになりたい。それには高校に進学する必要性を感じない。アメリカに行かせてくれ!』と主張し、父親の説得に成功します。
世間一般に『成功者』と呼ばれる人たちは、普通の人であればビビッてやらないことを実際にやり続けたからこそ『結果』を出しているのです。
あなたは「普通の人であればビビッてやらないことを実際にやり続けること」ができるでしょうか?
もしあなたの答えが「何をすればいいかわからない」、「どうすればいいかわからない」のであれば、「自己啓発」を勉強する価値があります。たとえば今回のレポートで紹介した三木由希子さん、小島一哲さん、末廣良信さんにはある共通点があります。それは・・・・・
世間一般に「自己啓発」といわれるもののほとんどは、「2.自分の道を決める」ことと「3.粛々と行動し続ける」ための知識やテクニックを教えてくれます。
しかし「1.衝撃を受け入れる」ことは、「自己啓発」の盲点になっており、その重要性は見過ごされていることがほとんどです。
そしてこれからお伝えすることが本レポートでお伝えしたい「人生を変える極意」なのですが・・・・・実は・・・・・「1.衝撃を受け入れる」ことは、日本的教育を素直に受け入れてしまった人ほど不可能に近いのです。
たとえばセンター試験を受けた時に「受験料を支払ってセンター試験を受けたのに、結果を教えてくれない独立行政法人大学入試センターは、けしからん!」と怒ることができるでしょうか?
わたしの場合、「センター試験の結果は自己採点するしかない」と教師や先輩から教えられた時、「それなら、しょうがないな」と思いました。不親切な制度に疑問ををもつことすらなかったのです。
そう。日本的教育を素直に受け入れた日本人ほど、「1.衝撃を受け入れる」感受性が失われてしまっているのです。たとえば・・・・・
2022年1月15日、19歳の少年が東京大学正門前で、大学入学共通テストの受験生ら3人を包丁で刺した事件を覚えているでしょうか?
殺人未遂などの罪に問われた加害者の少年は、現場で警備員に取り押さえられた時、「来年東大を受験します」「偏差値70台だ!」と叫んだそうです。
少年の両親は裁判で「偏差値や学歴、職業で人を上下に見ていた部分があった」と証言します。なぜそうなってしまったのでしょうか?
少年は「普通の子ども」だったそうです。しかし小学5年生から塾通いをはじめ、高校受験の頃から偏差値や高校の東大合格者数などを気にするようになり、「眠気を覚ますため」に自傷行為をするほど自分を追い込んでいったそうです。
父親が「自分を傷つけてはいけない。体を壊してまで勉強することはない」と説得しても、「●●大学出身の人の意見は聞かない」と反論するようになります。
父親が「人間は偏差値じゃない。テストの出来不出来で、人の(評価に)差をつけてはいけない」と諭しても、響いていない様子だったそうです。
そう。マジメに学校や塾に通って時間を使えば使うほど、学校や塾のなかでの価値観(たとえば偏差値)が世界のすべてになってしまうのです。
そして恐ろしいことに、ひとつの価値観に染まってしまうと、その価値観を維持する上で不都合な情報は遮断するようになるのです。少年が「●●大学出身の人の意見は聞かない」と両親に反論したのもそのためです。他にも事例を挙げましょう。
ベストセラーかつロングセラーにもなっている自己啓発本「嫌われる勇気」のAmazonレビューを読んでいると、「とてもいい本だったので、友人や孫にプレゼントしたい」というレビューがちらほら見つかります。
しかし「よかれ」と思ったプレゼントが喜ばれないことだってあるのです。友人から「嫌われる勇気」をプレゼントされたある読者は、衝撃的なレビューをAmazonに書き込んでいます。
彼自身はこの本によって救われて学ぶことが多かったのだと思います。役立つだろうという完全な好意でプレゼントしてくれたというのもわかっています。でも私はこの本を読んでいてすごくつらくなってしまいました。
気持ちがどんどん落ち込んでしまいでも結局それを変えるのは自分自身でしょと彼にも突き放されているようで精神的に不安定になっていまとても苦しいです。なによりもこの本を読むように勧められてしまったということが、彼にそういう人間だと見られていたということがすごく悲しかったです。
本は自分が必要とする時に出会って自分で選ぶものだと思うのです。相手のためだとしてもこういう本を贈ることはその相手を苦しめることもあることをわかってほしいです。
【出典:Amazonレビュー】
人は誰しも「価値観」をもっており、その価値観を維持する上で不都合な情報は遮断する傾向にあります。
それだけでなく、自分にとって有益にならない(不都合になるかもしれない)情報は最初からインプットしない人も珍しくないのです。たとえば・・・・・
内田樹(うちだたつる:神戸女学院大学名誉教授)先生が、ある国立大学で集中講義をしたときのことです。
その大学の新聞部の学生からインタビューを受けたそうなのですが、最初の質問が「現代思想を学ぶことの意味はなんですか?」だったそうです。内田樹さんは、この質問をした学生の無知と傲慢さにほとんど感動したそうです。
なぜ傲慢なのか?といえば、現代思想を学ぶことの意味について説得力のある回答をしたら「学んでもいい」が、回答に納得がいかなければ「学ばない」と学生は宣言しているからです。
なぜ無知なのか?といえば、「意味がある(有用)」と「わたし」が判断したものは有用であり、意味がない(無用)と「わたし」が判断したものは無用であると断言しているからです。
もちろん学生にも反論はあるでしょう。わたしが学生なら「意味があるかないかわからないことのために、貴重な青春の時間と学費をドブに捨てるわけにはいきません!」と主張していたかもしれません。
一見すると反論する余地のないもっともな主張のように思えるのですが・・・・・大きな落とし穴が隠れているのです。それは・・・・・
悪質なマルチ商法組織、詐欺師などに突撃して糾弾するYouTubeチャネル「新宿109」をご存知でしょうか?
ある日「新宿109」は、「マルチ講師のマイクを奪い取ってセミナージャックしてみた」のですが、セミナー参加者は「詐欺に気づかせてくれてありがとう!」と感謝するどころか、逆に「新宿109」を攻撃しました。なぜだと思いますか?
その疑問をひも解くヒントは、ある参加者のセリフに隠されています。それは・・・・・「楽しけりゃ良いじゃなーい!」です。(動画は非公開になったため、本レポートでも削除しています。)
「新宿109」がやっていることは、旧・統一教会の合同結婚式に乱入して「カルト宗教に騙されるな!」と叫んだり、旧・ジャニーズのコンサートに参入して「ジャニー喜多川の性加害を許すな!」と叫んでいるようなものなのです。そう。参加者にとっては大迷惑なのです。
旧・統一教会の壺を購入するのではなく、もっと「意味がある(有用)」ことにお金を使ったほうがいいのではないでしょうか?ジャニーズのコンサートに参加したり、グッズを購入するよりも、もっと「意味がある(有用)」ことにお金を使ったほうがいいのではないでしょうか?
否。ナンセンスな質問です。なぜならば・・・・・「意味がある(有用)」ことを追求することは、必ずしも「楽しくない」からです。むしろ世間一般の「意味がある(有用)」ことに不満・失望・空虚な気持ちを抱いているからこそ、「意味がある(有用)」ことではなく「楽しいこと」を追求しているのです。
そう。「意味がある(有用)」ことだけでは、人は前に進めないのです。やる気や、壁を乗り越える勇気といったものを、あなたにもたらしてくれる原動力はなんでしょうか?
もちろん答えは人それぞれです。三木由希子さんの場合は「隠された情報」でした。小島一哲さんの場合は「落語」でした。末廣良信さんの場合は「家系ラーメン」でした。
あなたの原動力はどこにあるでしょうか?あなたの原動力を発見するためにはどうすればよいでしょうか?
答えはすでにお伝えしています。あなたの「外部」から、ある日突然やってくる「1.衝撃を受け入れる」ことが、あなたの原動力を発見する秘訣です。あなたの幸運を祈っています。