高卒社長

西和彦さんという方をご存知でしょうか?ビルゲイツWindowsを開発し、その後「アスキー」という会社の社長になった方です。

その後も波瀾万丈の人生を送りました。31歳から43歳までのアスキー社長時代に、「株式公開」⇒「バブル」⇒「リストラ」⇒「身売り」⇒「クビ」と天国と地獄を味わっています。

現在では東京大学で研究者として活躍されていますが、その前の学歴は高卒でした。元々早稲田の学生だったのですが、アスキーを立ち上げ、ビル・ゲイツなどとともにMS‐DOSやWindowsの開発や販売に明け暮れていたために大学に行けず、8年で中退ということになってしまったのです。(早稲田大学に在籍できるのは最長8年)

西和彦さん曰くアスキーの社長をクビになった時、博士論文の執筆のための研究は続けていたようなのです。そしてもし博士論文の執筆がなかったら「わたしは自殺していただろう。」とまであるインタビューで語っています。

1は最悪の数字

1という数字は、ビジネスにおいても人生においても「最悪」の数字です。もしビジネスにおいて収益源が1つしかなかったら、その一つの収益源がなくなった瞬間に倒産まっしぐらです。一見すると安泰のように見えるエリートサラリーマンも、高年収になるほど1つの会社の特定領域にしか通用しないスキルしか身につけていないこともザラにあります。

また人生においても「1つに賭ける」というのは危険です。もちろん1つのことに集中する時期はあってもいいと思いますが、人生ずっと1つのことに熱中できる幸運は一握りの人にしか許可されていません。あのイチロー選手だって、50歳まで野球選手として活躍できるかわからないし、そのあとの人生だって長いわけです。

仕事、子育て、夫婦関係、プライベート、趣味、生涯学習、社会貢献など、たくさんのゴール(夢)があればあるほど、人間は強くなれるだけでなく、豊かな人生を送れるのだと思います。あなたは1つのことに集中しすぎていませんか?

今はなんとか平穏な人生を送れているなら、無理やりに時間をつくってでも、人生の幅を広げる挑戦に少しずつ時間を割くことをアドバイスします。今年はあと何か月残っていますか?