アンフレンデッド:ダークウェブ ~ あなたは他人を信頼できるか?

アンフレンデッド

人間関係について考えさせられる映画作品を鑑賞しましたので紹介します。

予告動画)ダークウェブ

成功の秘訣

世の中には想像もしない恐ろしいことがあります。恐ろしいこととは、、、ある日突然、交通事故に巻き込まれるということだけではありません。街中をセレブが歩いていても気づかないように、悪魔が罠を仕掛けてカモを待っていることもあるのです。

そういうことを考えはじめると人間不信になり「誰も信じられないから自力で頑張るしかない」という発想になり、自分がスキルアップすることだけが「自立」なのだと勘違いしてしまいそうになりますが、そうではないのです。

北海道名誉教授の故・山岸俊男先生によれば、成功者といわれる人ほど他人を信用するのだそうです。もちろん無条件で信用するわけではなく、他人を信用するのも一種のスキルであり「誰を信用して誰を信用しないか?」というセンサーが成功者ほど鋭いのだそうです。

山岸俊男先生は日本人は他人を信用するのが苦手だということを指摘しています。日本人は他人を信用するのではなく安心を求めるのだそうです。

安心とは、ひらたくいえば「リスクのない状態」です。他人との関係でいえば「わたしを裏切ったら、あの人の損をするだろうから、わたしを裏切るはずがない」という状態を確保したがるのだそうです。

そう。日本人は「保険」がないと、他人のことを信頼できない傾向が強いのです。しかしよく考えると「保険のある信頼」というのは、偽りの信頼です。偽りの信頼であることにみんな薄々気づいているから、不安になるのでしょう。

どうすれば他人を信頼し、強固な人間関係を構築し、自立した平穏な日常を手に入れることができるでしょうか?

裏切りを前提にして付き合う

「裏切られたり、お付き合いが終焉することを前提として付き合ってみるしかない。」というのがわたしの意見です。

まずは他人を信用して他人のために働きましょう。あなたを裏切ったり、助けてくれない人もいるでしょうが、そういう人との付き合いはやめればよいのです。そしてあなたを助けてくれる人が見つかれば、その人との関係性を大事にすればいいのです。

犯罪会計学という分野を切り開いた細野祐二さんという会計士は、独特の仕事のやり方をしています。細野さんは仕事を受ける時にこういうのだそうです。

「単価は●●万円です。わたしは全力を尽くしますが、満足いただける保証はまったくありません。それでもよければ仕事を受けます。」と。

そして仕事が終わったら、顧客に請求書を届ける。それだけです。もちろん請求書を送ってもお金を支払わない人も何人かいたそうですが、細野さんは平気です。なぜならば「そういう人とは仕事をしないだけ」とあらかじめ決めているからです。

人間関係は一方的なものではないのです。当たり前のことですが忘れがちなので注意する必要があります。自分が他人を値踏みしているように、他人も自分を値踏みしているのです。

「お互いがお互いを認める」という人間関係が一つでも多く構築できるほど、あなたは「自立」していきます。あなたは自立しているでしょうか?