3つの規範

サッカー界の若き英雄Kylian Mbappé(キリアン ムバッペ)という選手がいますが、なんと彼はまだ19歳であるにもかかわらず月収2億円を突破しています。

ロシアW杯でフランス代表として優勝した時の賞金50万ユーロ(6,479万円ほど)はすべて病気や障害を抱える子どもたちにスポーツを教える慈善団体に寄付して話題となりましたが、先日はアメリカの有名雑誌であるTIME紙の表紙を飾りました。

Kylian Mbappé

彼はTIME誌のインタビューでこう語りました。

最高のスターや最高の選手は、最も謙虚な人間であり、人々に対して最も敬意を払う人間だということを自分は学んだ。常にいくらかの明瞭さを保たなければならないよ。3つの規範がある。リスペクト、謙虚さ、明瞭さだ。

あなたの規範は?

あなたはどのような規範を大切にしているでしょうか?

日本では「座右の銘」という言葉がありますが「座右の銘」と「規範」では全く意味合いが異なります。規範というのは「自分が守るべき契約」のことです。契約は守っても守らなくてもいいという曖昧なものではなく、必ず守らなければいけないものです。

しかし残念ながら日本人には「規範」という意識がほとんど完全にといっていいほど欠落しています。日本は無規範の国と断言してもいいくらいです。「日本は無規範の国」と断言すると驚く人もいるかもしれませんが、事実そうなのです。

もちろん日本にもルールはあります。しかし『所属する組織内部のルール』と『所属する組織の外のルール』がお互いにぶつかった時、必ず『所属する組織内部のルール』を優先するのが日本人の特徴です。

例えば海外の企業では内部告発があった時、内部告発をもみ消したりはしません。なぜならば会社内部のルールよりも会社の外のルールのほうを重要視するので「ダメなものはダメ」という意識が働くからです。

その正反対のことをするのが日本の企業です。日本の企業は内部告発があると「組織を守るため」という理由をつけて、なんとか内部告発そのものをもみ消そうと躍起になってしまうのです。(例:大和銀行事件)

あなたが守るべき契約はどのようなものでしょうか?

もしあなたに規範がなければ、あなたもいつしか罪を犯しても罪の意識をもてない人間になるに違いありません。