名門VS名門

ホテルオークラ東京と、老舗すし店「久兵衛」の関係がこじれています。久兵衛は1,000万円の賠償をホテルオークラに求めています。

久兵衛 VS オークラ

ホテルオークラ東京(東京都港区)に店を構える老舗すし店「久兵衛」が、ホテルの建て替えに伴って「メインエリア」から「片隅」に追いやられたとして、オークラに1千万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。第1回口頭弁論が12日あり、「高級飲食店の格を著しくおとしめた」という主張に対して、オークラ側は請求の棄却を求めた。

【引用:朝日新聞デジタル

なぜ関係がこじれたのでしょうか?少し調べて見ると関係性がこじれた理由が「契約書が契約書になっていなかったから」であることがわかります。詳しく説明しましょう。

約束と契約の違い

ホテルオークラ東京はホテルの建て替え中です。2019年9月12日にホテルオークラ東京本館は「The Okura Tokyo」へと生まれ変わるのですが、「リニューアルした時にどうするか?」という話は当然のことながら契約書にも記載されていました。

しかし契約書の記載が不十分だったのです。契約書には「リニューアル後の店舗配置は、協議の上、決定する」という趣旨の内容が盛り込まれていたようですが、この契約書はようするに「なんでもあり」ということを意味しているからです。

日本人は契約書の内容をしっかり確認するなんて野暮なことはしません。なぜならばいざという時に「契約なんて約束と一緒なんだから、都合が悪くなったら破ればいい」と心のどこかで思っているからです。いかにも日本人らしい発想です。

日本では「悪いようにはしないから。安心して。」という口約束のような契約書がまかりとおっていて、契約書の中身は「口約束」と同じレベルなんですね。しかし欧米では日本人の理屈は通用しません。「協議した結果、決まったことを契約書に書くのが当たり前」なのが欧米的な発想なのです。

欧米の常識

欧米では契約を守るのは基本です。契約は約束以上のものです。破ったら信頼を失うので生きていけないというほどの効力を持っています。

日本ではでたらめな発言ばかりする人に「あること、ないこと、言うな!」と怒ったりしますが、「ないこと、ないこと」ばかり発言するあのドナルド・トランプ大統領だってキチンと契約(選挙公約)は守っています。

ドナルド・トランプ大統領は、相続税を廃止し、移民を排斥し、メキシコとの間に壁をつくるという「まさか、そんなことしないでしょ?」とういうことですら、「契約」なのでキチンとやるんです。

公約を守らない政治家?

日本の政治家は選挙の時にばかり耳障りのいいことばかりいっておきながら、いざ当選したら何もしないで平気な顔をしている詐欺師ばかりです。例えば圧倒的人気で当選を果たした小池百合子は、「待機児童ゼロ」「電柱ゼロ」「満員電車ゼロ」の3つのゼロを掲げましたが、全部達成できていません。おそらく最初から実行する気なんてなかったんでしょう。

保育所が見つからずに仕事と子育ての両天秤で悩んでいる家族は多いし、犬も歩けば電柱にぶつかるし、満員電車で痴漢被害も痴漢冤罪も多発しています。で、、、、ここからが本題です。

あなたは選挙にいきましたか?投票した議員の公約を覚えていますか?もし覚えていないのであれば、他人にも甘く、自分にも甘い体質が、べっとりと頭からつま先まで染みついてしまっている可能性が高いです。

そういう人は、正月に立てた目標を覚えていなかったり、覚えていたとしても小池百合子のような耳障りがいいだけで心の底では達成する気もない目標に酔っているのではないでしょうか。2018年もあと1か月と少しですが、あなたの公約は守られていますか?