「アタマみがき」をサボると豊かに生きることはできません。なぜならばバカは「同じ間違いを繰り返す」からです。
そもそも既に間違いを犯していることにも気づいておらず、「ずっと間違っている」状況を放置しているのに平気な顔をしているなんてことも珍しくありません。
だから成長もせず、お金や人間関係や将来の問題についてダラダラと悩み続けるハメになってしまうのです。
ではバカな状態(同じ間違いを繰り返す状態)から抜け出すためにはどうすればいいのでしょうか?
目次
アタマをみがけ!!
同じ間違いを繰り返さないための秘訣は「アタマを磨く」です。ポイントは3つあります。
- 未来の視点
- 枠組み
- 臨場感
未来の視点
伊豆の海でサーフィンに挑戦中の福山雅治さんに遭遇した時のことです。サーフィンの先生が福山雅治さんに「マサさん、いい波きますよぉ~」と叫んでいたことが印象的でしたが、このような教え方はとても効果的です。
なぜならばサーフィン未経験者にとって「どの波にのればいいのか?」ということは難しい問題だからです。残念ながらサーフィン未経験者が過去の経験や記憶を頼りに「いい波か?悪い波か」を判断できるとは限らないのです。
しかしサーフィンの先生が「次にいい波がくる」と未来を予告してくれれば、その瞬間に波をしっかりと見るようになり、「どの波にのればいいのか?」というような悩みから解放されるのです。
そう。サーフィンの先生が福山雅治さんにやっていたことが「未来の視点をもつ」ということなのです。
枠組み
パリのルーヴル美術館ではじめて「モナ・リザ」を目撃したとき、「これがレオナルド・ダ・ヴィンチの作品か!!!」と身震いしたことを覚えています。しかしわたしが感動することができたのは、「モナ・リザ」の絵がちゃんとフレームに入っていたからです。
もし「モナ・リザ」の絵がフレームに入っていなかったり、「モナ・リザ」の絵自体がルーヴル美術館という立派な美術館に所蔵されていなかったら、本物の「モナ・リザ」が目の前にあったとしてもスルーしていた可能性が高いと思います。
そう。わたしたちの行動は必ず特定のフレームに基づいているのです。あらゆる物事を特定のフレームに当てはめることによって認識し、処理しているのです。逆にフレームがなくなってしまったら、認識そのものが成り立たなくなってしまい、「見ているはずなのによくわからない」という状況に陥ってしまうのです。
臨場感
「オレオレ詐欺」のことを知っているはずの人が「オレオレ詐欺」に騙されてしまう理由はどこにあるのでしょうか?ズバリ答えは「オレオレ詐欺」のことをアタマでは認識しているけれど、オレオレ詐欺の臨場感(リアルさ)までは体感していなかったからです。
知識やルールを頭で理解していることと、それらの知識やルールを実践に生かせることの間には大きな隔たりがあるのです。ですからもしあなたが手に入れた知識を実生活に生かしたいと願うなら、その知識は臨場感(リアルさ)をともなったものでなければならないのです。
かつて公立高のすべり止めだった灘校を東大合格日本一にまで成長させた国語の先生(橋本武先生)は、文庫本の『銀の匙』を3年かけて読み解く授業をしていました。例えば「凧をあげる」という記載があれば、実際に生徒たちと一緒に校庭に出て凧をあげてみるのだそうです。
知識を臨場感をともなったものにするために時間を使うことは、「メンドクサイ」とか「モッタイナイ」と思うかもしれませんが、知識を血肉にするには避けては通れないプロセスなのです。
奴隷の未来は悲惨
現代社会において「教育」は「商品」になりました。ですから「勉強するためにはお金が必要」だとか、「お金を支払ったら役立つものが得られるのは当たり前」だとか、「問題には必ず正解がある」などと無意識に信じてしまっている人も多いのです。(受験や資格試験は除く)
その結果、「お金がないから勉強できない」と言い訳したり、「すぐに役立たない勉強に意味がない」と誤解したり、「正解のない問題の直面するとオロオロする」という無様なことになってしまうのです。
「教育」を「商品」だと勘違いしている人は自分の頭で考えることができません。そして自分の頭で物事を考えられない人間は「奴隷」として生きるしか選択肢がありません。なぜならば「他人からの言葉」がないと自分から行動することができないからです。
「儲かる」といわれたからよくわからない投資に手を出したり、「日本は財政破綻する」とか「コロナで医療崩壊する」といわれれば過剰なまでの不安に囚われて思考を停止させてしまうのです。「サリンをまけ」といわれて「はい。わかりました!!」と行動したオウム真理教の信者と本質的には変わらないのです。
どうすれば自分の頭で考えられる人間になれるのでしょうか?
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小さな枠組みを統合させ、より大きな枠組みを構築する能力のこと。
是非とも全記事を読んで、あなたの「アタマみがき」活動に役立ててください。それではまたブログ記事のなかでお会いしましょう!!!