ディズニーランドでおにぎりを食べる

つい先日、友人が子供と一緒にディズニーランドに遊びに行った写真を送ってくれました。ディズニーランドにある休憩所で家族でご飯を食べているだけの写真だったのですが、わたしは「この子供は本当に幸せだなぁ~」と思いました。

おにぎりを5秒で

わたしが子供の頃は、遊園地で遊びに行ってもランチは必ず自宅から持参した「おにぎり」でした。もちろん遊園地への食べ物の持ち込みは許可されています。ですからわたしは「おにぎり」を5秒ぐらいで早食いする必要がありました。

親には強く抗議できませんでしたが、ものすごい恥ずかしかったですし、お金がないと遊園地でも満足にランチできないのかと絶望しました。わたしは大人になり、特に母親の(ケチな)性格を心の中では嫌悪していましたが、節制することの大切さは大人になってから実感するのでした。

有名経営者のアドバイス

大人になり脱サラし、なんとか生き延びることが出来たころに、有名な経営者にアドバイスを求めたのですが、非常に意外なものでした。そのアドバイスとは「とりあえず生活水準は上げるな」というものでした。

お金を稼ぐようになると、ほとんどの人が「ご褒美」といって自分に甘くなり、今迄では考えられなかったような支出をするようになります。わざわざ家賃の高い家に引っ越したり、食べるもののランクが上がったり、交友関係が突然広がったりもします。わたしのように遊園地でおにぎりを食べるしかなかった経験を持つ人は、とにかくそうなりがちです。

しかし収入が増えた分だけ支出を増やすスタイルを続けると、そのうち「支出のために働く」という感覚に染まってしまうので注意が必要です。わたしの場合はお金のために働くというよりは、お金から自由になるためにいろいろと挑戦してきた経緯があるので、とくにお金の使い方には神経を使いました。

今の日本では節制するだけではだめで、節制したお金を上手に使うスキル(投資)まで求められるから大変です。もちろん、節制して投資するなんてことは、大変ですしめんどくさいですが、やらなければ「絶望」を受け入れるしかありません。

年金・貯金・保険

例えば年金。わたしたちの年金は、好き勝手に運用されて、どんどん溶かされているのが現状です。

参考 年金支給は完全終了へ。史上空前の運用大失敗で2000万不足どころの騒ぎじゃない=MONEY VOICE

他にも貯金。わたしたちがいくら貯金しても使い道がないので、不良在庫になったお金の実質的な価値は目減りし続けています。保険もそう。わたしたちから集めた保険金を運用して利益を出せるから保険会社も儲かるわけですが、儲からないので保険内容はどんどん改悪の一途をたどっています。

ただでさえ忙しくてストレスだらけの毎日なのに「投資」しろ、「起業」しろ、「勉強」しろ、「遊べ」、、、、なんて本当に大変だと思いますが「生活レベルを上げない」だけでそもそもお金の問題に苦しまずに済むかもしれないということは頭の片隅に置いておくとよいでしょう。