お金の脳科学

わたしは、何事も他人の立場になって考えることが人間関係の基本であると考えています。自己中にしかものごとを見られない「ジコチュー」ほど嫌われ者はいません。しかしお金のことになるとほとんどの人がこの人間関係の基本を忘れてしまうのです。

例えば生命保険会社はどのようにして儲けているのでしょうか?

あなたは驚くかもしれませんが、その答えは「よくわかりません」というのが答えになります。

製造業であれば、例えば車1台あたりの販売価格や原価はある程度は予想ができます。しかし日本の大手生命保険会社は保険の原価を企業秘密として一切公表していません。(日本ではじめて「ライフネット生命」が保険の原価を公表しました。)

保険の原価を隠さなければいけない理由は、付加保険料(保険会社の手数料)がものすごく高いからです。例えば期間10年の定期保険では手数料率が6割が超えるものがあるといわれており、日本の生命保険という商品は、悪名高い宝くじ(経理率5割)より割の悪い「ギャンブル」になっているのです。

なぜ生命保険がギャンブルなのかといえば、日本のような長寿社会ではめったなことで人は死なないからです。事実、死亡率が1%を超えるのは男性で65歳から、女性で75歳からです。

また40歳で期間10年の生命保険に入ったとして、保険金を受け取るのは男性でおよそ100人に2人、女性は100人に1名です。残りの98名の男性と、99名の女性は「外れくじ」を引くことになります。

あなたは100本に1本か2本しか「当たり」のでない宝くじのために、毎月何万円も支払いたいと思うでしょうか?

合理的な人であれば「支払わない」という結論になりそうなものですが、生命保険加入者の平均支払額はなんと約32,000円なのだそうです。(出典;公益財団法人生命保険文化センターの「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」)

以上のような事実に気づいた人のなかには、「生命保険は掛け捨てでOK。保険会社に高い付加保険料(保険会社の手数料)を支払うぐらいだったら、自分でドルコスト平均法で投資した方が低コストだし、儲かることのできる可能性も高い」という結論にたどり着ける人もいます。

常識はお金で買う

生命保険の「不都合な真実」についてお伝えしましたが、生命保険に限らず、為替(FX)、株式投資、不動産投資、年金、副業、起業などについても、それを生業にする人にとっては「不都合な真実」は隠れています。

あなたはその不都合な真実をもっと知りたいと思うでしょうが、残念なことに不都合な真実が「常識」になることはあり得ません。なぜならば資本主義の世界では「常識はお金で買える」というのが常識だからです。

国民の多くが情報源にしているテレビや新聞にはスポンサーがおり、スポンサーにとって都合の悪い情報が流れるなんてことはあり得ないことなのです。ですからもしあなたが本当にお金の悩みから自由になりたければ、自分で情報を集め、何が正しいか自分の頭で判断して行動しなければいけないのです。

どうすればスポンサーにとって合のいい情報を鵜呑みにすることなく、不都合な真実を次々と発見し、お金の悩みから自由になることができるのでしょうか?

答えは簡単です。もしあなたが本当にお金の悩みから自由になりたければ、「お金から自由になる戦略図」と毎日向き合えばいいのです。そうすれば不都合な真実が少しずつ見えてくるでしょう。

そのカラクリをお伝えするのが本レポートの目的ですので、話を続けましょう↓↓↓↓

脳はサボるのが上手

人間が地球を支配できている最大の理由は「頭がいいから」です。つまり他の動物に比べて「脳」が発達しているわけですが、その一方で消化器官の性能については、他の動物と比較してさほど優れているというわけではありません。

つまり脳は人間の臓器の中でもっともカロリーを消費する臓器なわけですが、脳のスペックに消化器官のスペックが追いついていないのです。それにも関わらず困ったことに、現代人が処理しなければいけない情報量は急激に増えています。

昭和の時代、本格的な調べ物をする場合には、図書館にこもるのが一般的でした。しかし現代人は、インターネットで処理できないほどの情報にアクセスすることができます。処理できないほどの情報を目の前にして、わたしたちの脳はどのように働くのでしょうか?

答えは簡単です。「処理しない」のです。正確に言えば「重要だと認識しているものだけを認識する。重要でないものは認識しない。」のです。そうすることで消費カロリーを抑えているのです。

わたしは自転車にのるのが趣味なのですが、その頃から目の前の世界が一変しました。自転車に関するニュースが目に付くようになり、街ゆく人がどのメーカーのどれくらいのスペックの自転車にのっているのか認識できるようになりました。

自転車が趣味になる前であれば、そもそも有名な自転車メーカーにどのようなものがあるのか知らなかったし、自転車の種類や相場も知りませんでしたが、自転車が趣味になってからはそういうことがわかるようになったのです。

そして自転車でいろいろなところに遊びに行くうちに、今までなら電車を乗り継いでしか行かない地域同士が頭の中でつながり、外出先でも「この道を10kmぐらい走れば、自宅付近にたどり着ける」というようことがわかるようになりました。

この脳の働きを「お金」の話に置き換えるとどうなるでしょうか?

やるべきことがわかる

あなたに達成したいことがあり、そのためにやるべきことがわからなかったとしても心配はいりません。

わたしの頭のなかに少しずつ「自転車の世界」が浸透してきたように、あなたがお金から自由になって実現したいことが本当に心の底からやりたいことであれば、あなたの頭のなかに少しずつ「お金の世界」が浸透していくでしょう。

労働市場でより多くのお金を稼ぐ方法や、節約上手になる方法や、投資で着実に資産を増やす方法や、お金を使ってさらに大きなお金を得るビジネスのやり方もわかるようになるでしょう。

「やるべきことがわかる」という境地に辿り着いたならその時点で、あなたが本気で悩むようなお金の問題は消えてなくなります。なぜならばお金から自由になる方法が理解できたら、あとは「やるべきことをやるだけ」なのですから。。。。

しかしここで問題があるとしたら、やるべきことが「少しずつ」見えてくるという点でしょう。わたしがお金に目覚めた当初は、「自分の好きなことをやりながら、自分の生み出した付加価値を対価にして、顧客と直接やりとりしてお金を稼ぐ」ということそのものが実現したいことだったのですが、それを実現するために5年以上の時間がかかってしまいました。

そもそも自分の好きなことがよくわかりませんでしたし、自分の付加価値を生みだす方法も、その付加価値を他人に伝える方法もよくわかりませんでしたし、他人に喜んでお金を支払ってもらうなんてことは想像するのが難しかったです。

何をすればいいかわからなかったわたしは、「まずは自分のホームページが必要だろう」と思ったものの、昔はホームページを立ち上げることが今よりもずっと難易度が高く、わかりやすいマニュアルも存在せず、発狂しそうになりながらなんとか自分のホームページを立ち上げました。(今ではいい思い出です。)

このように「昨日の自分ができないことが、今日できるようになる」という経験を何度も何度も繰り返して今日のわたしがあるわけですが、今のわたしが率直に思うことは「ほとんどの人はお金から自由になるのが難しいだろうな。」ということです。なぜならば・・・・・

ダメダメ戦略コンサル

わたしが勤め人だった頃、会社の研修で「某銀行に新規事業の提案をするとしたら、あなたはどんな提案をしますか?10分で提案をまとめてください。」という課題を与えられたのですが、残念ながらわたしはマトモな戦略をまとめることができませんでした。

なぜ戦略をまとめられなかったのかというと、前提となる知識が圧倒的に不足していたからです。銀行業がどのようなビジネスモデルなのか?銀行業が抱えている問題など、そういった「戦略を考えるなら誰もが知って当然の知識」がわたしにはごっそり抜けていたのです。

「お金から自由になる戦略図」について考えるということは、「未来のあなたに新しいチャレンジを提案するとしたら、今のあなたはどんな提案をしますか?」ということに他なりません。

もし「現在のあなた」が「未来のあなた」にマトモな提案ができないのであれば、その原因の一つは「お金から自由になりたいなら誰もが知っていて当然の知識」がごっそり抜けているのでしょう。例えば以下のような問題にあなたはスムーズに答えることができるでしょうか?

そもそもお金とはなんでしょうか??資本主義を成立させる条件はどのようなものでしょうか?日本はなぜ不況(デフレ)から抜け出せないのでしょうか?なぜ平均所得は1997年をピークに減少しているのでしょうか?・・・・etc

以上のようなことは残念ながら学校では教えてくれません。あなたは「なぜ教えてくれないのか?」と疑問に思うかもしれませんが、お金について理解すればおのずとその理由もわかるようになるでしょう。

不都合な真実

前回の記事でも少し触れましたが、そういったことは一部の権力者にとっては都合の悪いことであり、一部の権力者はあなたにそういうことを真剣に考えてほしくないのです。

一部の権力者はあなたに「お金の漠然とした不安」を解消してほしくないのです。そうすれば低賃金でも「負け組になりたくない!」と必死に働いてくれるし税金も納めてくれるからです。

そして「日本の財政が破綻する!!」とか、「少子高齢化で社会保障費がまかなえない!!」と脅しをかけて、消費増税だけでなくあらゆる分野での増税を正当化したいのです。そうすれば自分たちの権力がさらに増すことを一部の権力者は理解しているのです。

あなたはどう感じましたか?

わたしはお金のことを勉強すればするほど、自分の間抜けさに腹が立ちました。わたしは頑張って勉強していい高校・大学に進学し、厳しい競争を勝ち抜いて外資系の戦略コンサルタントという立場を勝ち取ったつもりだったのに、そんなに頑張らなくてもお金から自由になれることに気づいてしまったからです。

とはいえ、一度手に入れたものを捨てて新しい道を歩むことはわたしにとってはとても難しいことでした。あなただって、毎日忙しく過ごしているでしょうし、忙しく過ごしているうちに「お金から自由になる」なんて目標は、キレイさっぱり忘れてしまうでしょう。

そうならないためのお守りとして「お金から自由になる戦略図」を活用してください。あなたが実現したいことを忘れなければ、あなたがやるべきことは少しずつ明らかになるでしょう。やるべきことが明らかになればあとはやるだけです。あなたの幸運を祈ります。