おとり捜査

おとり捜査

不当就労を取り締まるべき、入管(出入国在留管理庁)が「不法就労の事実が明らかな外国人について雇用を継続するように要請」したという疑惑が持ち上がっていますが、不当就労が当たり前のアメリカではもっとすごい状況になっています。

参考 不法就労、まさかの入管が要請か 「協力した」社長証言朝日新聞

嘘みたいな事件

アメリカでは入管と企業側は完全にグルになっており、「一週間に15人逮捕する」なんてことが裏で合意されていたりします。会社のために家族のために頑張って働いている労働者が容赦なく逮捕され、会社は見て見ぬふりをする・・・ということが横行しているのです。

わたしはおそらく日本でも「クソ」としかいいようがない事件が横行すると予想します。なぜでしょうか?いろいろな理由がありますが本質的なことだけをいいます。

誰が誰のために何をするのか?

ズバリ「誰が誰のために何をするのか?」という答えに共通前提がなくなってしまったからです。日本では政治家は誰のために仕事をするの?役人は誰のために仕事をするの?ということが曖昧になってしまったのです。

残念ながら今の日本では「個人的な蓄財のため」に働いている人ばかりです。だから政治家もエリート官僚も平気で国を売り、出世のための椅子取りゲームに勤しんでいます。警察官だって現場で働いている人の感覚では「会社」と一緒ですし、(実は)宗教団体の職員だってサラリーマンのような生活をしています。

昔(戦後)の日本は今とはかなり違います。昔は貧乏でも頭が良ければ東京大学にいけました。東京大学を卒業して地元に帰ったら、「地元の誉れ」だと「みんな」から祝福されました。だから誰から何をいわれるまでもなく「地元のために」、「国のために」頑張るのが当然という意識をもつことができたし、そういうエリートを一般人も尊敬することができました。

しかし現代において、エリートの動機はかなり曖昧です。都会育ち。隣人とも挨拶しなくても生きていける。子供の頃から塾通い。そういうエリートが東京大学になりエリートになっています。いや、、、今や本当に優秀な学生は官僚なんて目指そうとしませんし、日本国民の長期的な繁栄のために仕事をする官僚なんて「絶滅危惧種」です。

さらにタチの悪いことに、政権が自民党になろうが、民主党になろうが、「官僚組織」だけは変わりません。権力構造がずっと維持される官僚組織のほうが、政治家よりも権力をもつのは当然で、政治家の多くは官僚の顔色をうかがっています。

あなたは誰のために何をするのでしょうか?

あなたは「何に動機付けられるのか?」という究極の問いに答えることができなければ、あなたも知らないうちにクソみたいな仕事に勤しむことになり、世間一般では「犯罪」といわれるような行為に手を染めることになっても「それが仕事だから」と涼しい顔をするようになるでしょう。