たった本100冊

わたしのサラリーマン時代のことです。研修で「都市銀行への新事業プランへのご提案の概要を10分でまとめて発表してください。」と指示を受けたことがありました。

しかし残念ながらわたしは一つも新しい事業のプランを思いつくことができませんでした。この時に痛感したんです。ある程度知識がないと何したらいいかなんてわかるわけがないと。

知識が足りない

自分の知らない分野で仕事をするとき、「最低でも関連する分野の書籍を100冊読め!」とアドバイスされたことがあります。

参考 「本を100冊読んでから」トップコンサルに聞く不動産融資の極意Forbes japan

わたしは「え?たった100冊でいいの?」と思いましたが、「え?100冊も読む必要があるの?」と思う人も多いようです。

100冊が無理なら10冊でもいいと思います。本買うお金がないなら図書館を利用すればいいし、Kindle Unlimitedなら月額980円でスマホで貴重な書籍が読み放題です。

参考 kindle unlimitedamazon

特定の分野で10冊ぐらい書籍を読めば、周囲の人の誰よりもその分野に詳しくなることができる可能性が高いです。

わたしも「仮想通貨何それ?」とほとんどの人が仮想通貨についてまともな知識もなかった時代に、仮想通貨に関する書籍を5冊ほどざっと数日で読みました。

ビットコイン交換所に足を運び、その場でビットコインの送金手続きなどをやってみたりして遊んでみたのですが、周囲の人は誰も関心をもっていませんでした。

周囲の人に新しいテクノロジーについて熱く語っても「怪しいけど、、、騙されてない?」と心配されるような状況であったことを今でも鮮明に覚えています。

そうなんです。日本人は大人になるとみんな仕事ばかりしていて本を読まない人が圧倒的に多いので「ちょっと勉強するだけ」で差をつけることができるのです。

読書の作法

情報をインプットする上で、読書は有益な情報を提供してくれるこの上ない手段です。しかし「読書したいけど、どの本から読んでいいかわからない」という方もいるでしょう。そんな方は以下の手順を参考にしてください。

手順1
ランダムに選ぶ

もしあなたがどの本を選んだらいいかわからないのであれば「読む本を自分で選ばない」ことが重要です。

なぜならば「知らないことを知る」のが読書の醍醐味だからです。自分が「知っていそうなこと」を学習する時間があるなら「知らないことを知る」ことに時間を投資するべきです。

アマゾンの売れている本ランキング、本屋のおススメなどを参考にして少しでも興味のある本を読んでみましょう。

手順2
正しく読む

読む本を決めたらその本を『文字通り読むこと』が重要です。興味があって読み始めた本であっても、自分と考え方が反対だったりイデオロギー的に嫌いだったりすると読み飛ばしたくなる気持ちになるのが人情というものです。

しかし読書は「自分の知らないことを知る」ために読むものですから、先入観で本の内容を判断することをせずに、まずは「文字通り読むこと」に集中しましょう。

手順3
著者になりきって読む

1冊の本を読み終えたら、著者になりきって読むことに挑戦してみましょう。著者の略歴を読んでみて、著者の経歴をたどり、現在何をしているのかなどを調べてみるのもおススメです。

そして「この人はきっとこういう人なんだろうな」という人物像をイメージし、その人(著者)になりきって読んでみるのです。

手順4
同一分野の本を読む

1冊の本を読んだら、関連する同一分野の書籍を読んでみましょう。はじめに読んだ本のなかで引用されていたり、出典になっている本があれば、それを読んでみることをおススメします。

関連する書籍を読むと、最初に読んだ書籍を読んだときにはあまり重要だと思わなかったことが重要であることに気づくような感動を味わえるはずです。

手順5
読み続ける

読書によって「わからないことがわかる」という感動を味わうことができるわけですが、その一方で逆に「新しい疑問」が生まれてモヤモヤした気持ちになることもあるはずです。

勉強した結果として判明した『新しい疑問』を解決するために、新しい本を探して、またその本を「文字通り」に「著者の気持ちになって」読んでみましょう。そしてそれをずっと続けるのです。