優等生病

優等生病

6月24日に開催された、安倍内閣総理大臣問責決議案反対討論で、「三原じゅん子節」がさく裂しました。

八紘一宇(はっこういちう)を大切にし、神武天皇の実在を信じ、保守思想を学びつつ、安倍首相の言葉をコピーし、菅官房長官に重用されている人物が自民党のメインストリームにいるということは、あなたも覚えておいたほうがいいと思います。

八紘一宇とは?

天下・全世界を一つの家にすること。『 日本書紀』の「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ」を、全世界を一つの家のようにすると解釈したもの。

もちろん出世したければ、三原じゅん子さんのように「上司に媚びる」のが正解です。しかし「上司に媚びる」という態度は、完全にセルフィッシュ(利己的)な動機です。

わたしは「自分が少しぐらい損をしてでも、子々孫々の繁栄を願う」という態度が本当の愛国心だと思うし、国会議員にはそういう態度を求めますが、みなさんはどう思いますか?

エセ愛国者

わたしは三原じゅん子氏のスピーチを聞いて、三島由紀夫が指摘した「優等生病」を思い出しました。

三島由紀夫は「●●するのが愛国者」という基準を与えられた瞬間に、「わたしこそが真の愛国者でございます!!」と主張する似非(エセ:偽物の)愛国者があふれることを危惧し「愛国心を道徳で教えるべきではない」と主張しました。

わたしの目には三原じゅん子氏は優等生病の末期患者に見えました。「わたしこそが安倍首相を支持する真の自民党員でございます!」というわけです。たしかに社会で生きる以上、権力者に媚びざるをえないこともあるでしょうが、「長い物には巻かれるのもほどほどにね。」ということを伝えたかったのです。

長いものに巻かれているうちに、他人の思想をさも自分の思想であるかのように錯覚し、自分で自分を偽ることも疑いもしないようになると、自分にとっての幸せが見えずらくなってしまいますよ?????