ある男性が小学校3年生のときの話です。父親に「将来お金持ちになりたい!!!」と伝えると、「お金を稼ぎたいなら勉強していい大学を卒業しないと話にならないよ?」とアドバイスされるのでした。
子どもにとっては親や教師が語る世界が「世界そのもの」です。当時はインターネット回線に接続されたパソコンもスマートフォンもなかったし、SNSなんてものは空想の世界にすらなかったのです。
ですからわずか数秒のなにげない出来事がきっかけで、男性は「勉強をサボって負け組になると不幸になる」ということを信じるようになるのでした。
その男性はその後、受験戦争を(そこそこ)勝ち抜き念願の外資系経営コンサルタント会社に就職したのですが、実際に社会人になってみると「こんなはずではなかった」とガッカリするのでした。なぜならば・・・・
仕事のストレスによる暴飲暴食で肥満になる同期。汗水たらして働いて手にしたお金を散財し、給料日前になるとキャッシングに走る上司。深夜まで働いて毎日帰宅が遅いことが理由で配偶者から浮気を疑われ続ける同僚。過労により職場で倒れ救急車に運ばれてそのまま入院する同僚。うつ病を発症して復職できない上司。。。etc。。。他にもたくさんの【残念すぎる事例】をたくさん目撃したからです。
そう。その男性もその男性の同期も、上司も、その上司も、そのまた上司も・・・・メチャメチャ頑張って働いているのに「お金持ち」でもなく「幸せ」を実感している風でもなかったのです。
そして入社3年が経過する頃には、この男性が社会人になるまで抱いていた幻想は木っ端みじんに破壊されました。幻想とは?ズバリ・・・・
頑張って働けば「お金に困らない生活」が実現できるし、年齢適齢期になれば結婚して子宝に恵まれ「幸せな家庭を築く」ことができるし、退屈とは無縁の「刺激的な日常」を送り、自分が「周囲から特別な存在と認められる」・・・・という幻想です。
その男性は自分の将来が怖くなりました。このままの生活を続ければ大切な人と一緒に過ごす時間を奪われ、他人のための自分を犠牲にし、いつしか「会社のなかでしか存在意義を感じられない人材」になるのではないか・・・・というイヤな予感が頭をよぎったのです。
このままではお金持ちにも幸せにもなれないことを悟った男性は、「どうすればいいのか?」と悩みました。しかしいくら悩んでも「とりあえず、もっと頑張る」という結論しか頭に浮かびませんでした。
その男性は、なぜ「とりあえず、もっと頑張る」という答えにこだわったのでしょうか?
答えはシンプルです。「そもそもやりたいことわからない」し、「会社を辞めてお金を稼ぐ自信もない」し、これまでとは違った人生を歩むことに対して「周囲のほとんどの人が否定的」だったし、新しいことに「挑戦して失敗することが怖かった」からです。
ようするにこの男性は「夢のないチキン野郎」だったのです。しかし男性の名誉のために補足すれば、「夢のないチキン野郎」になるのも、しょうがないことなのです。なぜならば・・・日本の学校教育は「夢のないチキン」を量産するシステムになっているからです。
日本の教育は矛盾に満ちています。表向きは「夢をもつことが大事」、「個性が大事」だなんだと主張しておきながら、子どもが受験勉強以外のことに熱中すればさぁ大変。勉強が得意でも不得意でも関係なしに、少しでも偏差値をあげることが推奨されるのです。
「受験勉強一辺倒」教育の悪影響は、おそらくあなたが考えている以上に大きいです。
例えば【恋愛】。「恋愛は受験勉強に邪魔だから」という理由で恋愛が封印されることも珍しくありませんし、ひらすら「性病は怖い」と不安を煽る性愛教育が日本では一般的です。驚くべきことに「男女交際したら退学」という校則のある学校もあります。
しかし残念ながら受験勉強が終わったからといって、自動的に恋愛上手になるわけでも、タイミングよく結婚相手が見つかるわけでも、コミュニケーション能力が改善するわけでも、セックスが上手になるわけでは『ない』のです。
他にも【お金】。「たくさんお金を稼ぎ、たくさん税金を納め、たくさん消費する」ことがなければ資本主義のシステムは回らないのに、「お金」や「資本主義」の基本的な知識ですら学校では教えてくれません。
しかし残念ながら大学を卒業したからといって、自動的にお金を稼ぐことが上手になるわけでも、投資が上手になるわけでも、経済のカラクリに目覚めるわけでも、お金を使う人の気持ちがわかるようになるわけでも『ない』のです。
そう。恋愛やお金の問題に限らず、日本の子どもはとにもかくにも「失敗」や「挫折」を経験させてもらえないのです。勉強以上に熱中することがあれば「やめておきなさい」とアドバイスされ、なぜ?と質問すれば壊れたラジオのように「あなたの将来のために」という決まり文句が繰り返されるのです。
儒家の始祖である孔子は「人によって道を説く」といっています。どうすればこの男性は「自分の道」を歩めるようになるのでしょうか?どうすればこの男性は「夢のないチキン野郎」から抜け出せるのでしょうか?
「夢のないチキン野郎」呼ばわりされた男性は、自分の道を探す旅にでました。とはいっても「自分探し」の世界一周旅行に出かけたわけではありません。
「いつか幸せになるために頑張っていそうな人」を参考にするのはやめて、「現在進行形で成功していてなおかつ幸せそうな人」から学ぶことにしたのです。例えば・・・
日本にコーチングを輸入した第一人者、創業して12年で東証一部上場を果たした起業家、視聴率20%を連発した伝説のテレビマン、アメリカで武者修行したのちに起業して成功したシングルマザー、日本トップレベルの催眠術師・気功師、資産を減らしたことのないと豪語する投資家・・・・たくさんの【スゴイ人】に直接教えてもらう機会を男性は貪欲につかんでいったのです。
男性が学んだことはたくさんありすぎて、ここでは説明できないほどです。言葉で説明することが難しいものもたくさんあるのですが、とりわけ「夢のないチキン野郎」だった男性を覚醒させた知識は4つあります。
1つ目はお金の知識。2つ目はコーチングに関する知識。3つ目は人間関係に関する知識。そして最後の4つ目は社会に関する知識(教養)です。
そして男性は、お金・コーチング・人間関係の知識や、社会に関するあらゆる知識は、それぞれ密接に関係しているということを発見しました。簡単に説明するとこういうことです。
お金に関する知識だけインプットしてもお金に恵まれた生活は実現できません。なぜならば「お金持ちになりたい!!!」と固く決意したところで、大金を手にする前から不安になり、現実に大金を手にするとビビってしまって、どうしたらいいかわからなくなる・・・なんてことは珍しくないからです。
しかし当たり前の話なのですが、お金は使ってはじめて意味をもつのです。お金を使わなければ商品・サービスを買うことはできないし、資産を構築することも出来ないのです。だから「自分はお金を上手に扱える人間だ」という自信を育てる必要があるのです。そのために役立つのがコーチングの知識です。
そしてお金に関する知識があり、お金を上手に扱える自信があっても、それだけではお金に恵まれた生活を実現することはできないのです。なぜならばお金のやり取りには、必ず人間が関わるからです。
例えばあなたが給料をもらっている場合、あなたを評価するのは人間ですし、給料だって元をたどれば消費者の財布から出ています。他にもあなたに住宅ローンを融資するか最終的に判断するのも人間ですし、お小遣いをいくらにするか決めるのも人間です。人間の感情を動かさないかぎり、何もはじまらないのです。
そしてお金持ちと貧乏な人がいるのは、労働時間以外のものに価値を認める『資本主義』を、わたしたちの社会が採用しているからです。だから仕事ができる人のほうが仕事の出来ない人よりも給料が高かったり、社長と従業員という立場の違いで給料が異なったりするわけです。
そう。現実に日本の社会でサバイバルする上で「お金」、「コーチング」、「人間関係」、「社会」(教養)の知識は欠かせないのです。さきほどはお金の例を出しましたがお金以外にも、恋愛するにも、社会貢献するにも、会社で出世するにも、子育てするにも、それらすべてにおいて「お金」、「コーチング」、「人間関係」、「社会」(教養)に関する知識はそれぞれ密接な関りをもっているのです。
それにも関わらず・・・お金の扱い方もわからないし、やりたいこともわからないし、やりたいことをやり遂げる自信もないし、人間の感情について真剣に考えたこともないし、社会のルールがどうなっているのか考えたこともない・・・という人がほとんどなのです。
多くの日本人が「このままではダメだと薄々気づいているが、どうしたらいいかわからない」と自信を失っているのには、ちゃんとした理由があるのです。
お気づきかもしれませんが、冒頭の「ある男性」とは、わたくし坂本輝のことです。わたし自身、いつ終わるかわからない暗いトンネルを歩き続けるような日々を経験してきたからこそわかることがあります。何がわかるのかといえば・・・・
「このままでは将来後悔するかもしれない」という不安にふたをして問題を先送りし続けているのに、そのこと自体を認めたくないときのモヤモヤした気持ちがわかるのです。自分に嘘はつけないはずなのに、自分で自分に嘘をついているのですからモヤモヤするのは当然といえば当然です。(よね?)
やりたいことをやらずに後悔するかもしれない、お金のことで苦労するかもしれないし、身近に信頼できる人がいなくて孤独を感じるハメになるかもしれないのに、「いつかきっとなんとかなる!!!」と自分に言い聞かせるときに感じるストレスはあまり心地よいものではありません。(よね?)
わたしは人生のある時期に「このままだとジリ貧が続いて、もうどうにもならない」と観念してから、謙虚な気持ちをもって「スゴイ人」から直接教わる機会をどん欲に求めてきました。
その結果、会社員時代からは想像できない結果を出してきました。例えば・・・
ブログを書けば数十万円の広告収入が振り込まれ、1日がはじまる朝の時点で7万円のアフィリエイト報酬が確定していたり、メルマガで情報を発信すれば「役に立つ」と喜ばれ、自社商品を開発して販売すれば「目からウロコが落ちる」と感謝のメールをもらうまでになりました。
知人の10人中10人が「仮想通貨?ビットコイン?何それ?」というタイミングでビットコインに投資できる余裕が生まれ、気づいたときにはお金のことを考える時間がほとんどなくなり、「やりたいことだけやる」生活を実現するまでになりました。
一日中本を読んでいる日もあれば、一日中映画館にこもっている日もあります。ひらすら文章を書いている人もあるし、趣味の自転車を楽しんでいる日もあります。
一日中家族サービスをしている日もあれば、平日の昼から夜まで友人たちとワイワイ飲み続ける肝臓に悪い日もあれば、修行(?)に集中するために他人との交流を断っているときもあります。
正直な話、実の両親も親しい友人も、わたしが何をしている人なのかよくわかっていないかもしれません。しかしそれでいいのです。「わたしはわたしの道(人生)」を歩んでいるのであり、過去に誰かがネーミングした職業の枠に囚われたくないのです。
わたしは何者でしょうか?コーチといえばコーチですが、他にも・・・・マーケッターといえばマーケッター、ブロガーといえばブロガー、アフィリエイターといえばアフィリエイター、映画評論家といえば映画評論家、催眠術師といえば催眠術師、気功師といえば気功師、UberEATS配達員といえばUberEATS配達員、投資家といえば投資家なのです。
ハッキリ断言できることは、自分の道を歩むのはメチャクチャ楽しいということです。誤解しないでほしいのですが、自分の道を歩むことは「楽」ではありません。楽がしたい人は「自分の道」を歩むのはおススメできません。
しかし「やりたいことだけやる」生活を実現させたいのであれば、「自分の道」を歩むしか方法はありません。他人の顔色をうかがっているばかりではやりたいことなんて一生できないからです。
あなたは自分の道を歩みたいでしょうか?
わたしも「自分の道」を歩みたい・・・という方のために、わたしが培ってきた「お金」の知識、「コーチング」の知識、「人間関係」の知識、そして「社会」に関する知識(教養)を伝授する『オンラインコーチングプログラム』を運営しています。
『オンラインコーチングプログラム』では、「自分の道」を歩み出す上で重要となる知識を短期間(学習の目安は6カ月)で学んでもらいます。その後は発展的な内容についての講義が続きますので、会員ひとりひとりが必要だと判断した場合のみ学習を続けてもらうスタイルをとっています。
また『オンラインコーチングプログラム』はオンライン上ですべて完結するため、24時間いつでも学習することができます。また1回の講義は5分~10分程度で学習できる文章でまとめているので、スキマ時間に学習することもできます。
もしあなたが『オンラインコーチングプログラム』に興味があるのであれば、まずは毎朝8時頃にお届けしているメールマガジンを読むことからはじめてください。『オンラインコーチングプログラム』は非常に高額なため、いくらやる気があったとしてもノリで購入してほしくないのです。
それではまたメールマガジンでお会いしましょう!!!
『オンラインコーチングプログラム』の世界を体験してもらうために特別レポートを執筆しました。
『自分の道を歩みたい』という方は、是非ともチェックしてください↓↓↓